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大豆に含まれているたんぱく質は、植物性たんぱく質の中では最も動物性たんぱく質に近い良質のたんぱく質です。すなわち消化吸収がよく、体内で利用されやすいものです。

たんぱく質を構成する約20種類のアミノ酸の内、成人では8種類のアミノ酸は体内で合成できないため、食事によって摂る必要があり、必須アミノ酸と呼ばれています。小児の場合は、これにヒスチジンを含めた9種類となります。大豆は、この9種類中8種類のアミノ酸について必要量を満たしていますが、その中の一つメチオニンは必要量の69%程度しかありません。これを多く含む食品(例えば米)と合わせて食べると必須アミノ酸を効率よく摂ることができます。
欧米型食生活で脂肪を摂りすぎている児童が増えている中、大豆のたんぱく質は児童の健康・必要成分を考えたメニューに入れやすい食材です。

1日に必要なタンパク質(70g)を単品で摂ろうとした時の量
1日に必要なタンパク質(70g)を単品で摂ろうとした時の量
[五訂食品成分表より]

大豆イソフラボンが注目されている

大豆の中には大豆イソフラボンが豊富に含まれています。大豆イソフラボンは、フェノール化合物の一種で、抗酸化性を持ち、体内では弱い女性ホルモンに似た働きにより、骨のカルシウムが減らないような働きをしています。また、最近の疫学的研究では、日本人や中国人の乳がん罹患率が西欧人より低いのは、大豆食品の摂取による大豆イソフラボン摂取量が多いからと言われています。

様々なミネラルも豊富

大豆はカルシウムを多く含む食品です。カルシウムは、骨の重要な構成元素であり、また、筋肉の収縮や神経伝達に関係しています。また、鉄分も比較的多く含まれ、体内では酸素供給に重要な働きをしています。
その他マグネシウム、亜鉛、マンガン、リン、銅など体内で様々な働きをする微量成分を豊富に含んでいます。

ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンK、ビタミンEを含んでいます。

大豆にはビタミンB群のビタミンが豊富に含まれています。
老化防止ビタミンと言われるビタミンEも豊富です。

コレステロールや乳糖を含んでいません。

大豆の脂肪の中には、コレステロールは含まれておりません。
また、乳糖を含んでいませんので、豆乳を飲んだとき、牛乳のようにお腹がごろごろすることはありません。