近年、野菜不足は深刻化しており厚生労働省が行った摂取量の調査では、年齢とともに増加傾向にはあるが、『健康日本21』の目標値である15歳以上の1人1日あたり摂取目標量350g以上には達していないのが現状です。その背景には、日本人の食生活が、世界のお手本として注目された「日本型食生活」から「洋風型食生活」へと変化し、エネルギーと脂質は摂り過ぎ、それを代謝するためのビタミンやミネラルや食物繊維は不足していて、せっかくのエネルギー源を活用できていない“飽食時代の栄養失調”といわれています。

野菜摂取量は、年齢と共に増加傾向にあるが、『健康日本21』の目標値である15歳以上の1人1日当たり摂取目標量350g以上には達成していないのが現状です。
| 野菜の世代別摂取量(1人1日当り) |
日米の野菜消費量比較 |
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| 資料:厚生労働省「平成14年国民栄養調査結果の概要」 |
資料:農林水産省「食料需給表」,FAO(Food alance Sheet) |

| 国民1人・1日当たり供給純食料 |
ミネラル摂取量 |
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| 資料:H12農林水産省 食料需給表より |
資料:平成14年国民栄養調査結果の概要(厚生労働省)より |
大豆も黒豆も立派な野菜の仲間です。豆類は、時として野菜類の中に入れてもらえないケースが多いのですが、野菜を大きく分類すると、果菜類(ナス科、ウリ科、マメ科など)、
茎菜類(ユリ科など)、 葉菜類(アブラナ科、セリ科、キク科など) 、根菜類、花菜類(アブラナ科など)と分けられます。この果菜類に大豆や黒豆など豆も含まれています。
淡色野菜です。
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緑黄色野菜 |
二ンジン、ホウレン草、こまつ菜、カボチャなど緑色や黄色の濃い野菜類でビタミンAのもとになるカロテンを100g中に600ug以上を含むものをいい、力ルシウムや鉄のよい供給源でもあります。 |
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淡色野菜 |
緑黄色野菜以外の野菜で、だいこん、はくさい、キャベツ、キュウリなど力ロテン含有量が少ないものをいいますが、ビ夕ミンC、食物繊維のよい供給源です。 |
野菜には身体の体調を整える栄養成分が含まれています。
その栄養成分が不足すると、体の様々な部分に影響が表れてしまいます。
例えば、野菜に多く含まれるカリウムが不足するとナトリウム(塩分)の排泄が困難になり、高血圧の原因となったりします。食物繊維が足りなくなると、便秘になり、体内の有害物質を排泄しにくくなります。
こうなると、中性脂肪、血糖値などを正常に保つことが困難になってしまいます。ビタミンやミネラルなども不足すると、末梢血管を広げる働き、血の巡りや、体を温める働きも衰えます。すると、にきびが出来たり皮膚がカサカサになったり、女性に多い冷え性の原因にもなります。
美しくお化粧をすることよりも野菜料理を取り入れることで、身体の中から健全な状態を得ることが必要です。美しく元気な生活を送るために日頃から野菜を積極的に摂るようにしたいですね。
| 野菜不足を補うために、野菜系の飲料だけで栄養分を補うことはできますか? |
野菜には
1 ビタミン類などの栄養素の補給
2 食物繊維などによりお腹をきれいにし、新陳代謝を促す
3 食品として咀嚼(噛むこと)により、消化吸収を促進する
といった機能が備わっています。
野菜ジュースは、栄養を消化吸収の良い状態になっているという利点があります。しかし、特に野菜に多い「食物繊維」は1日20g〜30gくらい必要とされていますが、野菜ジュースだけでは2gくらいしか摂れません。もちろん、咀嚼する行為もジュースにしてしまっているので、多くの方はそのままゴクゴク飲んでしまうでしょう。よって、
(2)や(3)については補助的な働きしかできません。
毎日のお食事との組み合わせとして、普通の野菜を食べ、ジュースで残りの不足分を補い、栄養バランスを取るのがいいのではないでしょうか?
野菜ジュースには糖分などの添加物が入っているものもありますので、その点はチェックされることをおすすめします。
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