大豆はドイツで畑の肉といわれたように、良質のたんぱく質を含んでいます。それだけではなくカルシウムや繊維質も豊富で、人間の体を構成する必須アミノ酸8種類が含まれています。 私たち人間が物事を考え、行動を取る働きのすべてはたんぱく質の働きによります。そのたんぱく質の中でも最もすぐれているのは卵の白身、いわゆるたんぱく質なのですが、総合的には大豆の方が優秀なのです。 大豆製品には、豆乳や湯葉、豆乳をにがりで固めた豆腐、この豆腐から作る油揚げや厚揚げ、がんもどき、豆腐などがありますが、大豆そのもの、一物全体を良く噛んで食べることで、大豆の栄養分を全て体内に入れることが出来るのです。 マルヤナギの「やわらか蒸し大豆」と「やわらか蒸し黒豆」は、素材の旨みを引き出し栄養成分を逃さない料理法である“蒸し”の料理技術を取り入れて開発されたので、大豆や黒豆の栄養成分や機能性成分が水煮などの料理法に比較するとよりたくさん残っています。 また、その上に、豆の味がしっかり残っていて旨い。 ムチッとして歯ごたえがよく、噛む楽しさ、素材そのもののおいしさが味わえます。 栄養にすぐれ、近代の過食・栄養過多・糖尿病などの肥満・生活習慣病の予防にはもってこいの食べ物といえます。しかも、蒸しているだけですから、いろんな料理に使えます。 カレーにいれたり、ハンバーグにいれたり、コロッケにいれたり、もちろん、サラダとして召し上がっていただけます。ちょっと入れるだけで栄養バランスがぐんと良くほんとに手軽な食品です。 さらに、マルヤナギの「やわらか蒸し大豆」と「やわらか蒸し黒豆」は、噛んで食べる食品だということです。良く噛むことが脳の血液循環を促し、同時に脳の発違につながることになります。そして更に,ボケの防止になるとも言われています。また、噛むことによって唾液が出ます。唾液には殺菌力があり、当然、消化力もあるので、消化吸収を応援してくれます。しかも、唾液は、身体の中で毒素を発生させる活性酸素を消す効果があることも報告されています。活性酸素は、ガン細胞を抑え込む機能を低下させることがよく知られていますね。 また近年は、子どもの太りすぎが増える一方で、子どものダイエット志向が進んでいますが、よく噛むことほど効果的なダイエットはありません。たっぷりの唾液とともに食物を飲み込めば、満腹感を早めに得ることができ、食べすぎを防止できるのです。 大阪では、“わて、豆、亀万年(噛めまんねん)!”という言葉がかつて使われていました。大豆を噛むことは、健康で長寿を意味しました。 マルヤナギの「やわらか蒸し大豆」と「やわらか蒸し黒豆」は、食のあるべき姿を見直す大切なメッセージです。是非、毎日の食事に取り入れ、健康と美容、そして長寿のための一助にしていただきたいと思います。
奥村彪生 1937年、和歌山県生まれ。伝承料理研究家。 奥村彪生料理スタジオ『道楽亭』主宰。 平成6年度 食生活文化省受賞。 奈良、飛鳥時代から現代までの様々な料理を復元。 世界の伝統料理にも詳しい。 平成13年度和歌山県文化功労賞受賞。